1 モデルの説明
作成したモデルから形状寸法などのパラメータを少し変更して、パラメトリック計算をおこなう。Electroのパラメトリック計算のユーティリティを使用すれば、GUIを使用して様々なタイプのパラメトリック計算を設定することができる。
2 パラメトリック計算の設定
作成したモデルから形状寸法などのパラメータを少し変更して、パラメトリック計算をおこなう。Electroのパラメトリック計算のユーティリティを使用すれば、GUIを使用して様々なタイプのパラメトリック計算を設定することができる。
3 パラメトリック計算
パラメトリック計算では、個々のパラメータの組合せ毎にバッチファイルを作成して、解析実行することを繰り返す。また、ポスト処理設定で指定した出力を集めて別テーブルとして保存したり、アニメーションファイルとして出力する。
4 パラメトリック計算の表示
(1) 吸引力グラフ図
ギャップの関数として、吸引力の変化グラフを図3-1に表示する。
(2) アニメーション表示
ギャップを変化させたときの電位コンターのアニメーションファイル(*.avi)が作成される。WindowsのMedia Playerを起動してアニメーションが表示できる。
この例題ではひとつのパラメータについて、簡単なパラメータ計算をおこなった。一般的には形状、材料特性、境界条件など複数のパラメータの組合せについて、任意の形式でパラメトリック計算をおこなうことが可能である。